斜視
- 視線のズレ
- 目の疲れ
- 頭痛
- 片目を使う癖がある
- 複視
斜視とは|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院
斜視とは両目の視線が正常に揃わず、片方または両方の目が異なる方向を向く状態のことをいいます。例えば、片目が正面を向いているときにもう片方の目が内側や外側、上下にずれてしまうことが一般的です。このズレにより、物を正確に見ることが難しくなり、視覚異常や、物を立体的に認識するのが難しくなったりもします。斜視は視力影響を与える事があり、特に小児期に適切な治療を行わないと、片方の目の視力が低下する「弱視」になることもあります。
斜視の原因|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院
斜視の原因はさまざまで、先天的なものと後天的なものに分かれます。
1. 先天性斜視: 生まれつき目の筋肉や目の神経に異常がある場合や、脳の発達過程で問題が生じた場合に発生します。家族に斜視の人がいると、遺伝的な要因も関与することがあります。
2. 後天性斜視: 後天性斜視は、脳卒中や外傷、神経障害、眼疾患(白内障や視力の低下)などが原因となることがあります。また、特定の病気(甲状腺疾患や糖尿病など)によっても斜視を発症する場合があります。 他にもストレスにより眼球を動かす筋肉のバランスが崩れ、目の位置がズレる「心因性斜視」を引き起こす可能性があります。左右で視力差がある場合や、未治療の近視・遠視・乱視の症状によっても斜視が生じることがあります。
斜視に対する施術|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院
斜視に対する施術はいくつか存在します。
⒈鍼灸治療
鍼灸は体のエネルギーバランス(気の流れ)を整えることで、症状を改善する治療法です。
目の周りの筋肉や首・肩の筋肉の緊張を和らげると、眼精疲労やストレスの緩和効果があるとされています。斜視がストレスや疲労によって悪化している場合は特に鍼灸が効果的とされています。斜視の向きなどによって変わりますが、斜視に効果的なツボがいくつか存在しますので1つずつご紹介していきます。
1つ目:風池
耳の後ろの尖った骨と、後頭部のくぼみを結んだ中間の位置に存在します。頭痛や目の疲れにも効果的とされていて、眼精疲労などから来る斜視に有効とされています。
2つ目:肝兪
ちょうど背中の真ん中辺りに存在するツボで、第9胸椎と第10胸椎に間の高さで起立筋という筋肉の頂点にあるツボです。ストレスに大きな効果が期待できるため、自律神経の乱れや疲れからくる斜視にも効果的です。
3つめ:腎兪
ウエストの1番くびれた部分の背骨の両脇に位置します。耳鳴りや、めまいにも効果的で斜視が強い方に効果的とされています。他にも沢山ツボは存在します。これらのツボをご自身で押さえていただくだけでも多少の変化を感じることもできるかもしれません。ぜひ実践してみてください。
2.骨格矯正(整体)
骨格矯正(整体)は、主に体のバランスや姿勢を整え、骨の中・筋肉の中を流れる神経の通りをよくすることを目的としています。姿勢が悪いことで首や背中の筋肉の緊張が視力に影響を及ぼしている場合には、骨格のバランスを整えてあげる必要があります。特に首から背中にかけての筋肉は、自律神経が走る筋肉でもありますので、バランスを整えて筋肉の負担を減らすことは非常に重要です。
※お酒を飲むと斜視治療の効果が低下する恐れがあります。治療を開始される際は、お酒を飲むことを控えましょう。