京都市伏見区永田東洋鍼灸整骨院の四十肩・五十肩 鍼灸編施術

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四十肩・五十肩 鍼灸編

四十肩・五十肩とは|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院

四十肩・五十肩は、医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれる疾患で、肩関節を取り囲む組織に炎症が起こることで痛みや可動域制限が生じる症状です。40歳代で発症すれば四十肩、50歳代で発症すれば五十肩と呼ばれますが、実際は同じ病気であり、近年では40歳代から60歳代まで幅広い年齢層で見られるようになっています。

この疾患の特徴は、明確な外傷がないにも関わらず、肩の痛みと可動域制限が徐々に進行することです。関節を構成する骨、軟骨、靱帯や腱などが加齢により変化し、肩関節周囲の組織に炎症が起きることが主な原因と考えられています。特に肩関節の動きをよくする袋(肩峰下滑液包)や関節包の炎症により、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

四十肩・五十肩の症状と病期|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院

四十肩・五十肩は、その進行に応じて大きく3つの病期に分けられます。

急性期(炎症期・疼痛期) 発症から2~9ヶ月程度続く時期で、最も痛みが強い時期です。安静時痛や夜間痛が特徴的で、寝返りを打つだけでも激痛が走ることがあります。この時期は炎症が活発で、肩を動かすあらゆる方向に痛みが生じ、日常生活動作が大幅に制限されます。

慢性期(拘縮期・凍結期) 急性期に続く4~12ヶ月の時期で、炎症による強い痛みは軽減しますが、今度は肩関節の拘縮(関節が硬くなること)が進行します。痛みは比較的落ち着いているものの、肩の可動域が著しく制限され、腕が90度程度しか上がらなくなることも珍しくありません。「前へならえ」の姿勢もできなくなるほど動きが制限される場合があります。

回復期 拘縮期を経て、徐々に痛みも可動域制限も改善していく時期です。しかし、完全な回復には個人差があり、適切な治療を行わない場合、機能的な制限が残存することもあります。

四十肩・五十肩に対する鍼灸治療の効果|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院

四十肩・五十肩に対する鍼灸治療の有効性が科学的に証明されてきています。複数のランダム化比較試験を統合したメタアナリシスでは、鍼灸治療が痛みの軽減と可動域の改善に一定の効果があることが示されています。

疼痛軽減効果 鍼灸治療は、多くの研究で治療開始から2~4週間程度で疼痛軽減や可動域の拡大が出始めると報告されています。特に電気鍼(鍼に低周波電気刺激を加える治療法)では、通常の手技鍼よりも早期に鎮痛効果が現れやすいことが明らかになっています。

可動域改善効果 鍼灸治療は、肩の屈曲可動域について特に改善効果が高く、外転や外旋でも有益な効果が期待できます。運動療法に鍼灸治療を併用することで、運動療法のみの場合よりも疼痛と可動域の改善が有意に大きいことが複数の研究で確認されています。

鍼灸治療のメカニズム

鍼灸治療がなぜ四十肩・五十肩に効果的なのか、その作用機序は以下のように説明されています。

内因性オピオイドの分泌促進 鍼刺激により、体内で自然に産生される鎮痛物質(エンドルフィン、エンケファリンなど)の分泌が促進されます。これらの物質は脳や脊髄で鎮痛作用を発揮し、痛みの感覚を効果的に抑制します。

血流改善と組織修復の促進 鍼の刺激は、血管拡張物質(CGRPやサブスタンスP)の放出を促し、血管の拡張を引き起こします。血流が改善されることで、炎症組織への酸素や栄養素の供給が増加し、老廃物の除去も促進されるため、組織の修復が早まります。

神経伝達の調整 鍼刺激は痛みの信号が脳に伝わるのをブロックする働きがあります。また、脳の下行性疼痛抑制系を活性化させることで、痛みを抑える信号を脊髄に送り、痛みの悪循環を断つ効果があります。

筋緊張の緩和 肩関節周囲の筋肉の異常な緊張や拘縮に対して、鍼刺激が筋肉の血流を改善し、筋繊維の柔軟性を回復させる効果があります。

当院の四十肩・五十肩に対する鍼灸アプローチ|京都市伏見区桃山 永田東洋鍼灸整骨院

永田東洋鍼灸整骨院では、患者様一人ひとりの症状と病期に応じた段階的な鍼灸治療を行っています。

急性期への対応 炎症が強い急性期では、まず痛みの軽減を最優先に治療を行います。局所の炎症を抑える経穴(肩髃、肩髎、肩貞など)への施術と、全身の調整を図る遠隔穴(合谷、曲池など)を組み合わせ、内因性の鎮痛システムを活性化させます。

拘縮期への対応 痛みが軽減した拘縮期では、可動域の改善に重点を置いた治療を行います。電気鍼を用いることで、より効果的な筋緊張の緩和と血流改善を図り、関節可動域の拡大を促進します。

回復期への対応 回復期では、機能的な改善と再発防止を目的とした治療を継続し、完全な機能回復を目指します。

治療頻度と期間の目安

研究データに基づく当院の治療プロトコルでは、週2~3回程度の施術を数週間から数ヶ月継続することを基本としています。多くの場合、治療開始から2~4週間程度で症状の改善を実感していただけますが、完全な回復には個人差があり、症状の程度や病期によって治療期間は異なります。

急性期の場合:6~8週間で合計12~16回の治療 拘縮期の場合:8~12週間で合計16~24回の治療 回復期の場合:状況に応じてメンテナンス治療

鍼灸治療の安全性

鍼灸治療は、適切な方法で行われれば重篤な副作用のリスクが極めて低い安全な治療法です。当院では、使い捨ての鍼を使用し、厳格な衛生管理のもとで施術を行っています。施術部位の軽度の出血や皮下出血、電気鍼による軽い不快感が生じることがありますが、これらは一時的なもので深刻な問題となることはほとんどありません。

日常生活での注意点とセルフケア

四十肩・五十肩の改善には、鍼灸治療と併せて日常生活での適切な対応が重要です。急性期には無理な運動は避け、痛みを我慢して動かすことは炎症を悪化させる可能性があります。一方、拘縮期には適度な運動療法が必要であり、当院では患者様の病期に応じた適切な運動指導も行っています。

永田東洋鍼灸整骨院

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