京都市伏見区永田東洋鍼灸整骨院の成長痛施術

成長痛とは？

成長痛は、主に成長期の子どもたちに見られる下肢の痛みの総称であり、特に夕方から夜間にかけて現れることが多いとされています。

主な特徴

• 発症時期：3〜5歳が好発年齢であり、小学校高学年から中学生にも見られます。

• 痛みの部位：膝、ふくらはぎ、太ももなどの下肢に多く、両側性であることが一般的です。

• 痛みの時間帯：夕方から夜間にかけて痛みが強くなり、朝には軽減または消失することが多いです。

• 生活への影響：日常生活には支障をきたさないことが多く、学校や遊びには問題なく参加できる場合が多いです。

成長痛の正確な原因は明確ではありませんが、以下の要因が関与していると考えられています。

1. 筋肉の疲労と成長の不均衡

急激な身長の伸びに対して、筋肉や腱の伸びが追いつかず、筋肉に負担がかかることで痛みが生じるとされています。

2. 運動による過度の負荷

激しい運動や長時間の活動により、筋肉や腱に過度の負荷がかかることで、痛みが引き起こされることがあります。

3. 心理的要因

新しい環境への適応や学校生活のストレスなど、心理的な要因が痛みとして現れることもあります。

施術方法

1. 小児鍼（こどもはり）

小児鍼は、1ヶ月から12歳までの子どもを対象とした鍼治療で、身体に鍼を刺すことなく、皮膚に軽く触れる程度の刺激を与えます。

適応症状：成長痛、夜泣き、寝つきの悪さ、疳の虫、おねしょなど。

• 特徴：痛みを伴わず、優しい刺激で自律神経の調整や免疫力の向上が期待できます。

• 効果：痛みの軽減、リラックス効果、睡眠の質の向上など

当院では、東京都スキンタッチ会の会員として、小児鍼の技術を習得し、安心・安全な施術を提供しています。

2. 骨格矯正（骨盤・背骨の調整）

骨格の歪みやズレが成長痛の原因となることがあります。当院では、欧米で開発された矯正専用のベッドを使用し、骨盤や背骨の歪みを整える施術を行っています。

• 手法：ソフトな手技や器具を用いて、痛みを伴わずに骨格を調整します。

• 目的：姿勢の改善、筋肉のバランスの調整、神経の圧迫の軽減など。

• 効果：成長痛の緩和、姿勢の改善、身体のバランスの向上など。

また、骨格矯正と併せて、筋肉の緊張をほぐす手技療法やストレッチ指導も行い、総合的なアプローチをしています。

3. ハイボルテージ療法（高電圧治療）

ハイボルテージ療法は、特殊な電気刺激を用いて、深部の筋肉や組織にアプローチする治療法です。

• 適応症状：急性の痛み、筋肉の炎症、神経の興奮など。

• 特徴：高電圧の電気刺激により、痛みの軽減や血行促進が期待できます。

• 効果：炎症の抑制、痛みの軽減、筋肉の回復促進など。

当院では、ハイボルテージ療法を用いて、成長痛の症状緩和を図っています。

4．通常の鍼灸施術（小児〜中高生まで対応）

痛みの原因となる筋肉やツボに直接アプローチする本格的な鍼灸

• 血流を改善し、筋肉のこわばりや炎症を抑える

• 自然治癒力を高め、痛みの根本改善を図る

• 小児鍼では対応しきれない場合や、運動部所属の中高生におすすめ

※当院では細く短い日本製の使い捨て鍼を使用し、衛生面・安全面に配慮しています。

🧒 施術の流れ

1. 初回カウンセリング：症状の詳細や生活習慣、運動歴などをお伺いし、施術方針を決定します。

2. 検査・評価：姿勢や歩行、筋肉の状態などをチェックし、問題点を明確にします。

3. 施術：小児鍼、骨格矯正、ハイボルテージ療法など、症状に応じた施術を行います。

4. アフターケア：自宅でできるストレッチや姿勢指導、生活習慣のアドバイスを行います。